いいずら・ほうずら ・・・18②・・・

いいずら・ほうずら

過ぎてしまえば 何もない
今は お前の温もりだけ あればいい
幼児にかえったね 淡葉の手
義父に重ねてる ただみつめる瞳
「帰ってきたよ・・・お前を連れて」
いいずら・ほうずら
入笠・八ヶ岳

思いだしたい ひとつづつ
そして お前と語りつくし 過ごしたい
素顔のようだったね 薄化粧
義母に似てきたの 頬に紅さしてる
「帰ってきたよ・・・お前を連れて」
いいずら・ほうずら
君影草(すずらん)・あつもり草

心ふかくに 香り立つ
今は お前に淹れているよ 朝のお茶
転がせてくれてたね 手のひらに
友が待っている 信州夏まつり
「帰ってきたよ・・・お前を連れて」 
いいずら・ほうずら 
オッコー・富士見太鼓
           2018年
 

 

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